ドクターTのつぶやき

2021年
06月24日
闘病記 その5 手術室へ...

入院生活は.....

 

 

 

 

 

 

 

入院当日は手術室の看護師さんの術前訪問、入室の案内とかいろいろ説明、それが終わると病棟の看護師さんからも明日の服装とか、食事時間、飲水時間の説明がありました。

 

 

 

 

 

 

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まあ、余裕です。袋の中は百均グッズ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

夕食は、ご飯とお魚、デザート。

 

味はいたって普通、でしたw

 

 

 

 

 

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そしてあっという間に就寝時間。病室に潜む幽霊wに襲われることもなく特に問題なく寝ましたが、なぜか寝にくい。

 

 

 

夜中に何度も目覚めるのですが、そのたびに寝汗がすごい。かといって部屋の温度が高いわけでもない、足先は寒いぐらい、それでも寝汗( ´∀` )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず翌朝を迎えたのだが、その日は早くも手術日だ。

朝6時に目覚め、6時半には看護師さんがそれぞれの患者さんを訪れる、はずだがなぜか私のところはだけ、、、一旦スルーw。

 

 

 

 

 

 

7時過ぎに「9時に入室になったので、8時50分ごろに病棟を出ましょう」、と案内された。

 

その足で、「着替えていますか?」って、いくら何でも早すぎません?2時間前ですよ?

 

 

 

 

まあ言われたことには従うわけですけどね。

 

 

 

トイレも済ませて着替えるのですが、指定の下履きはT字帯。普通皆さん使い方って知ってますか?

 

 

T字帯のはき方は私はあらかじめyoutubeで昨日のうちにお勉強しましたので問題なし。だけど自分で準備しながら、その姿にちょっと笑ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

さあ、着替え終わってもまだ7時45分、どう考えても早すぎるでしょ、というわけでケータイでLINEで連絡やらWebブラウジングしながら時間つぶししていると、先ほどの看護師さんが「では点滴取りましょうね。」とやってきた。時間は8時半、心の中では「ほら、そりゃそうだよね、どうせこんな時間よ。」と思っていたとかいなかったとか、言ったとか言わなかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

点滴取ってくれた看護師さんは私が恒生病院の脳神経外科医ということを知っていたので、私の主治医の先生との関係を聞いてこられたり、そのほかにもいろいろ話をしながら緊張をとっていただいていたようですが、点滴取る時だけは高度の緊張のためか看護師さんの手、かな~~りプルプルしていましたw。

 

 

突っ込もうかどうか悩んでいると、自分から「あ~。緊張した~!、ここで失敗したら後できっとなんか言われる~」と言っておられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だが、よくご存じで!。成功しようが失敗しようが、ここでさらされてしまうのですw。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして出棟、手術室は入院病棟と同じ階にあるのですが、その通路には医局やら院長室やら重要なお部屋がいっぱい。

 

ちと造りがよくないなあ、病棟から手術室に行くのに患者さんががそういう通路を通るというのはね。

 

 

 

 

まあそんなところも観察しながら入口へ。

 

 

 

 

 

昨日術前訪問に来られた看護師さんに名前の確認をしてもらい、付き添っていただきながら手術室へいよいよ入室。

 

 

 

 

最敬礼での入場ですw

 

 

 

 

 

 

手術室はブルーを基調とした落ち着いた感じ、恒生病院の手術室より一回り大きいお部屋。部屋の中央に手術台、その脇に主治医と、やや初老の男性(失礼)、多分麻酔科医。

 

 

 

 

「うむ?この麻酔科の先生に出会うのは今回初めてだなあ、そういえば、麻酔の説明なかったな、麻酔の同意書も記入してないな。」と考えながら手術台の上に横たわった。

 

 

無影灯はいたって普通の2連、手術台はまあ、代り映えのしない普通のものだ。顕微鏡その他もうちの病院と変わりはしない。

 

 

 

 

 

ただ、私の周りには全部でスタッフが10人ぐらいもいる。主治医と麻酔科医らしい先生以外にあまりにもたくさんのスタッフだ。

 

 

 

 

一番近くにいる看護師さんは私の口にマスクがくっつかないようにただただマスクをそっと手で持っているだけの仕事らしい。

 

 

機材の準備だけしているスタッフもいれば、私の左手を寄り添うようにただ優しくさすってくれているだけのスタッフもいる。

 

 

 

 

 

 

おっと、右手にさらに点滴をとるようで駆血帯をまかれたが、ふつうは麻酔がかかってからやることじゃないのか?

 

 

 

 

 

 

 

「おおそうか、これぞVIP待遇というやつだ、スタッフが多すぎてなんでもできてしまうんだ。」

 

 

 

 

 

などなど考えていると、「手のところが少しチクチクしますよ。」という声がかかった。プロポフォールが静注されるようだ、いよいよ麻酔が開始となる。

 

 

「しっかり起きておいてやろう、普段アルコールで体を鍛えている?、ので麻酔には強いはず。」

 

 

 

 

 

 

 

と思っていたのもつかの間、あっという間に眠ってしまったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

続きます、次回は麻酔から覚めるところからですよ。

 

 

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