ドクターTのつぶやき

2021年
06月19日
闘病記 その1 遊び過ぎたツケ...

さて、お久しぶりの投稿となります。

現在も、病院は順調に動いておりますが、まあ何のかんのでお出かけもできない日々が続き、悶々としております。

 

うっぷんを晴らしたい、そんなところですがコロナ禍でもあり思うようにはいかないものです。

 

 

 

 

さて、先日突然に1週間ほどお休みをいただきました。

 

まあ公表するようなことでもありませんが、入院して手術を受けておりました。

 

 

いざ自分が病人という立場になると、それはそれでまた見えてくるものもあるわけで。

 

 

 

そんなことを思いながら闘病生活日記をつづってみようと思い立ったわけですよ。

 

 

 

では始めていってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月のとある日、いつものように山へMTBに出かけていた。いつもの日常、それだけだ。

 

いつものことなのであえて写真をとったりもしない、そんな一日...

 

 

 

 

その日は午前中に山頂にのぼり、大きく周回するMTBコースを下った。山頂への道のりはそれなりに長く厳しいが、それからの長大で痛快な下りを思えばそんなことは小さなこと、何ら問題ない。

 

刺激的なコースを下り、余韻に浸りながら車に戻った。まだ時間はある。とりあえず昼ご飯だ。カップラーメンを食べて午後の部へスタートする。

 

 

 

午後は全周のコースも楽しいが、それは午前中にすませてしまったので別のコースを攻略することに。途中の分岐から下ることにした、時間も時間だし今日はこれが最後になるはず。

 

初めて下るコースだが、まあ何とかなるだろう。小さなギャップをいなし、カーブを優雅にこなす。思わず雄たけびがあがる。途中途中で止まりつつ、息を整える。さあ次だ!

 

 

 

左へするどく回り込む、その先に50センチほどのドロップオフ、心の中で叫ぶ、「これぐらい平気さ!」

 

空中に飛び出た次の瞬間、目の前の路面に斜めに朽ちた木が横たわっているのが見えた。自分は今まさに、空中だ。

 

 

「そういえば、昨日まで雨だったな、濡れているしこれはやばいな。」、頭の中はフル回転している、ただもう時間はない、何もできないことだけがわかっていた。

 

 

 

次の瞬間、気が付けばこけていた。

 

 

とりあえず、左方向に滑るようにこけたので大きな打撲はない、動ける。ただ後続がいるので倒れたままはヤバい、突っ込まれる危険もある。すぐに起き上がって10mほどMTBを押し下った。

 

 

そこで後続を待っていると緊張がゆるんだのか自分の置かれている状況が少しずつ理解できるようになってきた。

 

とりあえず、動かないところはない、ぶつけたのはどうやら左半身、特に上半身のようだが痛みもない、ただ左手と左膝がドロドロに汚れているだけだ。頭はぶつけていないようだ、吐き気もないし意識もしっかりしている。

 

 

 

 

そうこうするうちに、なぜか右の肩甲骨から上腕にかけてビリビリしたしびれと痛みがあるのに気が付いた。ぶつけてもいないのに。

 

ただ短時間のうちに少しそのしびれと痛みも和らいできたので、そのまま続きを下ってその日は大きく楽しんだ、はずだった。

 

 

 

 

さて、2日ほどたっただろうか、右肩甲骨の内側から肩、前腕にかけ線状に走る痛みが再発した。日を追うごとにだんだんと強く、仰向けに寝ることすらもつらくなってきた、とうとうベッドから腕を吊り下げて首をひねりながら寝ることしかできなくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは第1回です。

 

続きますねw

 

 

 

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