2019年 02月07日 |
ギア比考察 その5 |
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さて、試乗してみて結局大きな変化のないままだった私のバイク。
どうすれば登れるようになるのか考察してみました。
今回も画像もなく話だけ長いので申し訳ありません m(_ _)m
まず、クロカン用の登れるバイクですが、どのようなギアでしょっちゅう登っているのかを考えてみました。
がれた林道の激坂を考えてみましょう。
フロントはインナーギアの22Tを使用、後は一番軽いギアが32Tですが、正直この32Tというのは軽すぎてスピードも出ず、バランスが取りにくいので使いにくい。さらには、それ以上の急坂になるとバイクの前輪が持ち上がるぐらいの急坂になってしまうので、ギアは軽くて漕げるけどそもそも登れなくなってしまうという矛盾。
では、そのその次の28Tを使用すると、「やや重ため」。
漕げなくはないけどもう少し軽いのがいいかな??という感じです。
ということは、ギア比的にはフロント22Tならリアは30T前後付近を狙えばいいということになります。
次に最高速側というと舗装路ではフロント44T、リア11Tを使い切ってしまいますが、林道とか登山道の下りでは、フロント32T、リア17Tもあれば十分お釣りが来ます。
私のダウンヒルバイクは先日フロントを30Tに変更しておりますのでここからは単純に数学です。
最軽量ギアについては
22:30=30:Xについて解きますと、
X=40.9
重たいギアについては
32:17=30:Xについて解きますと
X=15.9
というわけで、リア側の変速機の最小ギアは15ほどあれば十分、最大ギアで40TでOKということになりました。
さあ、求めるギアの歯数が決まりましたのでここからはギア探しです。
まず、変速の調子が悪くてうまくギアチェンジできない後ろのディレイラーをなんとかしましょう。
候補は日本人ですから当然のシマノ。
時代遅れとか言っててはだめです (笑)
以前にもぶつけてディレイラーハンガーを曲げてしまいましたので、なるべく頑丈なもので行きたい。
ちょっと調べてみると、最近のシマノの製品はまずSHADOWという規格にスタビライザーというものがついているそうな。
スタビライザーは、何となくわかりますかね?チェーン暴れを防ぐ機構のようです。
そしてSHADOW、日本語では「影」ですかね。
ナンノコッチャ、ですが、ディレイラー自体がリアのカセットスプロケットの影に隠れていて、岩や構造物にぶつかりにくいのだそうです。
そうとなれば、一番小さくて頑丈なダウンヒル用のパーツで組んでしまいましょう!!
シマノのZEEというグレードのパーツ群です.. 注意点はリアの最大ギアが36Tであること。
え~~!!
40T使えないの???
ヌフフ.....
推奨はされていないものの、42Tぐらいまでは装着できるようです。
さすがにネット社会、そういう情報もネットの中にたくさんありましたよ。
ただねえ...
シマノのカセット、10速用だと最大の歯数が36Tまでしかないんですよね...
そのへんの話はまた次回に。
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