2019年 02月01日 |
ギア比 考察その4 |
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さて、前回はチェーンリングの交換をしましたが、チェーンの脱落を防ぐためのチェーンデバイスを外してしまいました。
かなりの軽量化になりますが、どうして必要ないのか???
これまたシマノが後塵を拝してしまったのですが、外れにくいチェーンリングも、スラムが開発したナローワイドという規格なのです。
ナロー = 狭い
ワイド = 広い
ナンノコッチャ (-_-メ)
スラムのサイトによりますと、下のような図になります。
チェーンって上のような構造になっているので、それに合わせてチェーンリングも形を変えてしまいましょう、ですね。
私の実際の画像も見てみましょうか。
まずはチェーンリング。
おおっ! 本当に狭い、広いが交互に並んでますね。
これに、チェーンの形
こっちは見覚えがあります。
当然、チェーンは1コマずれると全くハマりませんよ。
チェーンを嵌めるにもちょっと考えて工夫が必要なほどです。
もともと、変速というのはチェーンをギアから脱落させなくては変速できません。
変速機の名前は、もともとはディレイラーといいます。
英語では derailleur...
レールから外すもの、すなわち脱線させる機械、という意味ですから当然です。
そのために、チェーンリングの歯も外れやすい形状にしてあるし、チェーン自体も横にもたわむように作ってあるんですね。
そしてこのナローワイド、広いところを広くかんで、狭いところを狭く噛むのでチェーンが横に移動しにくい。
→外れにくい、なのです。
さて、あとは実戦投入して本当に外れにくいのかの検証が始まります。
あ、30と36のチェーンリングの大きさの違いを撮影してみました。
こうしてみると結構違いますね。
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