院長挨拶

当院について

院長挨拶

最適、最善の医療を患者様と一緒に考えます

当院は1984年に二郎に開設し、2007年に現在の地に移転、2013年に回復期リハビリテーション病棟を開設して現在に至ります。神戸市北区、三田市、西宮市北部を中心とした医療圏に位置し脳神経外科疾患のみならず循環器疾患、整形外科疾患を含め年間におよそ400~500例の手術を行っております。脳神経外科関連疾患については三木市、丹波篠山市などの遠方地域からも多くの患者さんが来院されます。脳神経外科としては日本脳卒中学会一次脳卒中センターの認定を得ており、脳外科相談ホットラインも常時稼働し近隣の医療機関からの相談窓口も24時間対応としております。また治療だけで終わることのないよう、併設の回復期リハビリテーション病棟を含めて自宅復帰までのプロセスを多方面から支えております。

MRIは2台体制となり、当日の初診患者さんがその日のうちに検査することも可能となっております。外部より委託を受けた検査でも当日の対応が可能であることはもちろん、放射線科医の読影についても検査同日に提供させていただける体制が整っております。外来では脳神経外科の診察だけで3~4診で併診しており、大病院でもこれほどの体制で外来診療を行っているところはそれほどにはないと自負しております。
脳神経外科疾患は脳領域だけを見ていればよいというわけではなく、心臓などの循環器疾患を合併している方も多く、また脳卒中後遺症としての中枢性疼痛などにも病院内で充分に完結できるように内科機能の充実も計っており、循環器内科、ペインクリニック科に加え整形外科、消化器内科、内視鏡検査にも対応し、幅広い患者様のニーズに対応できる体制が整っております。
地域の皆様の健康を外来でも支えながら、急性疾患などで時を争う治療を要する患者様に置かれましてはその治療を迅速に行う事の出来る地域密接型の病院として今後も努力を続けます。

一方、高齢化社会は確実に進行し、ご夫婦二人だけ、あるいは独居の方も増えてきました。その中ではやはり自宅近くでの診療が望まれると思われますし、当院でも必要とされる医療体制も変化しますし、当院での最新の医療を安全に提供できるよう医師のみならずコメディカルスタッフを含めてスキルアップし医療の質の向上を常に目指しています。
恒生病院は今後も時代の先を読みながら地域住民の方々の生活をあらゆる面でサポートし続ける、地域に根差した愛される病院として歩むべく尽力いたします。

院長 田村 昌吾