理事長挨拶
神戸大学医学部卒
医学博士
恒生病院職員全員が一丸となり
地域医療、介護、福祉に貢献します
恒生病院は1984年に神戸市北区有野町において開設され、脳神経外科を中心とした救急医療・地域医療を行ってきました。1988年に医療法人社団六心会と法人化され、2007年に現在の道場町に移転し、2013年に回復期リハビリテーション病棟を併設し今日に至っています。2019年には近隣の地に「恒生かのこ病院」を開設、理念の共有、人事交流、電子カルテの共通化も含めて六心会が一体となって運営することにより、急性期から回復期、維持期、さらには在宅とシームレスに医療・介護を提供し、地域包括ケアの中心的存在となり得るよう環境整備を行いました。さらにこれからの高齢社会に対応すべく、姉妹法人である『社会福祉法人黎明会』と緊密な連携を取り、理念である『誠実な医療・介護を通じて社会に貢献する』を実践し、地域社会とともに歩み、親しみやすい、かつ品格ある病院を目指しています。
現在、恒生病院は『脳卒中センター』として24時間365日患者を受け入れていますが今後、誤嚥性肺炎、慢性心不全、骨折などの疾患がますます増えていくことを踏まえて、脳神経外科だけでなく循環器科、内科、整形外科の救急もこれまで以上に対応しているところです。また回復期リハビリテーションにも力を入れていて、脳卒中後はもちろん、整形外科疾患、慢性心不全に対する心臓リハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。
医学・医療は急速に日々進歩を遂げています。今後とも医療機器の更新はもとより、優秀な人材の確保に努め、医師を始めとして職員全員が切磋琢磨し最新の知識・技術を習得して、地域の皆様に信頼して頂けるように頑張ってまいります。
最後に私の座右の銘は『為せば成る:上杉鷹山』です。これからもこの言葉を肝に銘じ、地域社会、地域医療・介護にとってよいと思うことは直ちに実践し、私どもが理想とする医療・介護を追求し、社会正義を実現していく覚悟です。
理事長 古瀬 繁