脳神経外科/脳神経内科

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外来担当医表

受付時間
午前診療
9:00~
奥田 田村 田村 田村 交代制
篠田 篠田 池田
松本 篠田 池田 東野
中村 武中(脳神経内科) 中村
午後診療
15:00~
交代制 東野 交代制 池田 田村
松本 篠田 池田
2024年10月時点

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脳神経外科/脳神経内科の特徴

当科では、脳卒中(くも膜下出血・脳出血・脳梗塞)、脳血管異常(動脈瘤・血管奇形・動静脈瘻)、脳腫瘍、脊髄脊椎疾患などに対し、高性能のCT/MR検査を用いて診断を行い、安全かつ適切な治療に取り組んでいます。開頭血腫除去術、クリッピング術、バイパス術、腫瘍摘出術などの外科的治療をはじめ、血管障害に対してはカテーテル治療も積極的に行っています。日本脳神経血管内治療学会指導医・専門医も複数在籍し、患者様に安心して治療を受けていただける体制・設備が整っています。また急性期のリハビリのみならず回復期リハビリ病棟も併設しており、後遺症に対するアフターケアも充実しています。

脳卒中センタ―

脳卒中(くも膜下出血・脳出血・脳梗塞)は脳疾患の中でも治療までの時間と予後が大きく関わってくる病気です。治療可能な施設に適切に搬送することが脳卒中救急の課題となっています。日本脳卒中学会により新しい施設基準が設けられ、当院は一次脳卒中センター(PSC)の中でも中核となる『一次脳卒中センターコア病院(PSC core病院)』として認定されました。rt-PA静注療法に加えて機械的血栓回収療法を常時(24時間365日)行うことが出来ます。当院は地域の総合的な脳卒中センターとしての役割を担っています。

脳卒中センターの取り組み

血管内治療/最新の治療

脳動脈瘤に対するフローダイバーターステント治療や脳動静脈瘻に対するONYX塞栓治療などの最新の治療は高度な技術が求められるため、脳血管内治療医の中でも実施医として認定された術者のみが使用可能とされています。当院ではいずれの治療も実施が可能であり、幅広い治療方法を提案することが出来ます。他の脳卒中病院に引けを取らない治療を患者様に提供できる体制となっています。

    〈血管内治療の特徴〉
  • 開頭術では治療が困難な病変も治療が出来る場合がある
  • 体への負担が少なく、大きな傷が残らない
  • 入院期間が少ない(目安:5~7日程度)

認知症専門外来

アルツハイマー病の新薬である抗可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体抗体が承認され、当院でも認知症専門外来を開設しています。
抗可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体抗体はアルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)あるいは軽度認知症の患者さんに限り使用できる薬剤です。適応を判断した上で投与の検討を行います。

脳ドック

2023年度の人口動態統計によると、脳血管疾患の死因順位は第4位で、死亡数は10万人を超えています。脳血管疾患は、発症後に命を取り留めたとしても後遺症により介護が必要になる場合があります。2022年の国民生活基礎調査によると、介護が必要となったおもな原因の1位は認知症(16.6%)、2位は脳血管疾患(16.1%)と上位に脳疾患が入っています。脳疾患の早期発見は、自身の命を守るのはもちろん家族の介護などの負担リスクの低減にもつながります。
当院ではMRI検査や採血検査を行うことで、脳の健康状態を診断し必要に応じて早期治療の提案をさせて頂きます。ご希望の方は、受付窓口またはお電話にて承っております。

こんな方にお勧め

  • 高血圧・糖尿病・高脂血症を指摘された方
  • 家族の中で脳卒中を発症された方
  • 心臓血管系の病気のある方
  • 慢性的な頭痛でお悩みの方

相談

こんなお困りの際はご相談ください。

  • 脳ドックなどで、脳動脈瘤などの血管病変(血管奇形・動静脈瘻・血管狭窄)が見つかった
  • 一時的もしくは持続する手足の動かしにくさやしゃべりにくさがある
  • 慢性的な頭痛に対し内服薬の調整や注射剤(CGRP製剤)の使用を相談したい
  • 他の病院で診断された病気や勧められた治療に関して相談を受けたい(セカンドオピニオン)

主な対応疾患

脳血管障害 脳出血、脳梗塞、脳動脈瘤、脳動脈狭窄症、頸動脈狭窄症、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、もやもや病など
脳腫瘍 髄膜腫、神経鞘腫、膠芽腫、転移性脳腫瘍、悪性リンパ腫、下垂体腺腫など
頭部外傷 脳挫傷、外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫、頭蓋骨骨折など
脊椎脊髓疾患 脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍、脊髄損傷、圧迫骨折など
機能的疾患 パーキンソン病、てんかん、三叉神経痛、顔面痙攣など
その他 正常圧水頭症、脳膿瘍、脳炎、髄膜炎、認知症、慢性頭痛・片頭痛など

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医師のご紹介

田村 昌吾Tamura Shogo

医師/院長
常 勤 脳神経外科
略 歴
平成04年
神戸大学医学部卒業
平成04年
神戸大学医学部附属病院医員
平成05年
静岡県立こども病院研修医
平成05年
公立豊岡病院
平成06年
京都ルネス病院
平成07年
神戸大学医学部附属病院医員
平成11年
神戸大学医学部文部教官助手
平成14年
恒生病院
平成26年4月
恒生病院 副院長
平成31年4月
恒生病院 院長
資格取得
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医

中村 貢Nakamura Mitsugu

医師/脳神経外科部長(脳血管内治療部門)
常 勤 脳神経外科
略 歴
昭和58年
神戸大学卒業、神戸大学脳神経外科入局
昭和59年
加古川市民病院、大井病院
昭和60年
兵庫県立姫路循環器病センター
昭和61年
公立豊岡病院
昭和62年
神戸大学医員
昭和63年
市立西脇病院
平成元年
恒生病院
平成03年
神戸大学助手
平成13年
神戸大学講師
平成19年
兵庫県立姫路循環器病センター部長
平成30年
恒生病院
資格取得
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医

森 正文Mori Masafumi

医師
常 勤 脳神経外科
略 歴
平成16年
三重大学医学部卒業
平成16年
山田赤十字病院研修医
平成20年
阪和記念病院
平成23年
関西労災病院
平成24年
恒生病院
資格取得
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 専門医

篠田 成英Shinoda Narihide

医師/脳卒中センター長
常 勤 脳神経外科
略 歴
平成19年
鳥取大学医学部卒業
平成19年
兵庫県立尼崎総合医療センター 研修医
平成21年
神戸市立医療センター中央市民病院
平成24年
神鋼記念病院
平成28年
恒生病院
資格取得
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医

東野 真志Higashino Masashi

医師
常 勤 脳神経外科
略 歴
平成28年
長崎大学医学部医学科 卒業
平成28年
神戸市立西神戸医療センター
平成31年
北播磨総合医療センター
令和元年
神戸大学医学部付属病院
令和2年
兵庫県立姫路循環器病センター
令和3年
兵庫県立こども病院、新須磨病院
令和4年
神戸大学医学部附属病院
令和5年
順心病院
令和6年
恒生病院
資格取得
  • 日本脳神経外科学会 専門医

非常勤医師(脳神経外科)

  • 頃末 和良Korosue Kazuyoshi
  • 奥田 裕啓Okuda Yasuhiro
  • 池田 晃司Ikeda Koji
  • 松本 眞人Matsumoto Masato
  • 篠山 隆司Sasayama Takashi
  • 田中 一寛Tanaka Kazuhiro
  • 木村 英仁Kimura Hidehito
  • 藤本 陽介Fujimoto Yosuke
  • 山西 俊介Yamanishi Shunsuke

非常勤医師(脳神経内科)

  • 武中 優Takenaka Yu