2017年 07月07日 |
超マニアックなお話 2 EMVについて |
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さて、前回はエレクトロマルチビジョンとは何か、ということから始まったわけですが、
MDの音楽とDVDしか見れない純正のオーディオからの脱却です。
さて、外部入力があることまではわかりました。そこからは頭の中で妄想です。
その1個しかない入力で、音楽は聴きたい。そして、その音楽を聴くのに、ナビの操作としてはTVボタンをおすわけですから、できれば地デジもいきたいな。
ネットの徘徊が始まりました。
まずは1系統に2系統以上の入力のできる装置が必要です。車関係であればビートソニックかデータシステムですよね(って、そんな事誰も知らないのかな?)。
データシステムのページで検索すると...
おー!ありました。自動切り替え付きの3系統入力!
ん?3系統?
説明しますと、
入力1がデフォルトの入力で、特に何もしていなければ入力1が出力されています。
そして、これが大事なのですが、入力2に映像入力が入ると音声画像共に「自動的に」出力が入力2に切り替わります。
これで、iphoneの入力を1にしておいて、普段はiphoneの音楽を流して聴き、地デジの電源を入れるだけで入力2に自動的に切り替えることができるようになりました。
さて、そこで第3の入力をせっかくなので利用しようと考えるわけです。
ここの動きが特殊なのですが、AVセレクターの電源が投入された段階で入力3に映像信号が入っていれば、出力は入力3を反映、AVセレクターの電源が投入された段階で入力1か2が動いている場合に入力3に映像信号が入ると、音声はそのままに映像だけが入力3に切り替わる仕組みです。
実は、よくわからなかったので、データシステムさんに直接メールして本当にその動きをするのかを確認しましたよ。
というわけで、入力1にiphone、入力2に地デジ、入力3にフロントカメラを入れることにしました。
頭の中の妄想で考えた全体の動きはこうです。
普段はiPhoneで音楽を聴きつつ、テレビが見たければリモコンで地デジの電源を入れれば自動的に地デジに切り替えられる。フロントカメラのスイッチを入れれば音楽はそのままで画像だけカメラに切り替わるはず。
さて、あとはiPhoneを何で入力1に繋ぐかです。
何もかも自動化したいわけで、イヤホン端子からの出力は音質はいいのですが、エンジンオンオフに連動して音楽のオンオフができるわけではないので却下。エンジンかけるたびにiPhoneを開いて、音楽アプリ立ち上げて演奏開始とか、何よりエンジン切ったら音楽オフとか本当にめんどくさい。
なら、bluetooth接続だと電源連動するはずなので、1への入力はbluetoothキャッチャーとしましょう。
AVセレクターは決まりましたので、地デジの選択になりますが、同じデータシステムで統一です。
これのいいところは、オプションで純正のハンドルスイッチでチャンネル変更が可能になること!
純正風に見せたい私としては、この機能が決め手になりました。
この地デジチューナーですが、「AVセレクター機能内蔵」です。この機械だけで地デジとiPhoneの切替可能です。
なぜそうしなかったか...
車のエンジンを掛けている間中ずっと、地デジの電源をオンにしていなければいけないから、です。
耐久性とか、発熱とか気になりましたのでね。
フロントカメラはこれはビートソニックさんの180度見渡せるものにしました。
さて、納車前ですので、納車に合わせて作業を行っていただくため、商品を仕入れてディーラー作業をお願いしました。
作業代金が◎万5千円もかかったのにはビックリしましたが、思った通りの動きになって納車されました。
が、ここで満足しておけばいいものの、まだまだドツボにはまっていくのが、これこそが私なのです。
本日はここまで。
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